古民家の冬は「外より寒い」って本当? 予算1万円でできる、最強の断熱DIY 3選。

雪景色の見える古民家で、カップルが楽しそうに断熱DIYの準備をしている様子。石油ストーブの横にプチプチや銀マット、隙間テープが置かれている。「予算1万円で、極寒古民家がポカポカに。業者不要!最強の断熱DIY 3選」という文字が入ったアイキャッチ画像。

「古民家暮らしに憧れるけど、冬の寒さに耐えられるか心配……」

よくそんな相談をいただきます。

正直に言いましょう。何も対策をしない古民家は、極寒です。

断熱材が入っていないため、暖房を切った瞬間に部屋の温度は外気と同じになります。「朝起きたら、コップの水が凍っていた」なんて笑い話も、あながち嘘ではありません。

しかし、諦めるのはまだ早いです。

業者に頼んで壁の中に断熱材を入れなくても、ホームセンターで買える材料だけで、体感温度を劇的に上げる方法はあります。

今回は、私たちが実際にやって効果があった「低予算・現状回復不要」の断熱ハックをご紹介します。


目次

1. 寒さの犯人は「窓」にあり。最強の武器はプチプチ

実は、部屋の熱の50%以上は「窓」から逃げていきます。

古い家の窓は、薄いガラス1枚(単板ガラス)であることが多く、ここが巨大な冷却装置になって部屋を冷やし続けます。

そこで活躍するのが、梱包材の「プチプチ(気泡緩衝材)」です。

  • やり方: 窓ガラス全体に、水やテープでプチプチを貼るだけ。
  • 効果: 空気の層ができることで、二重窓に近い断熱効果が生まれます。
  • 予算: 窓1枚あたり数百円。

見た目は少し悪くなりますが、暖かさは段違いです。「おしゃれさ」よりも「生存」を優先するなら、これがコスパ最強の手段です。

古民家の古い木の窓ガラスに、断熱効果のある気泡緩衝材(プチプチ)を水貼りしている手元の様子。窓の外には雪景色が見える。

「見た目を気にする必要なんてない?」

誰の目も気にせず、自分が快適ならそれでいい。そんな自由な暮らしができるのも、私たちが提案する「不便な場所」ならではの魅力です。

コンビニまで車で20分。それでも私たちが、この「不便な場所」を愛してやまない理由。


2. 隙間風を殺せ。「隙間テープ」は古民家の必需品

古民家が寒いもう一つの理由は、「気密性」の低さです。

建具が歪んで障子がピシッと閉まらなかったり、鴨居(かもい)の間に数ミリの隙間があったりします。ここから冷たい「隙間風」が容赦なく入り込みます。

対策はシンプル。物理的に塞ぐことです。

  • アイテム: 100円ショップやホームセンターで売っている「隙間テープ(スポンジテープ)」
  • やり方: 障子や襖(ふすま)が当たる部分、窓枠のレール部分にテープを貼る。
  • 効果: 冷気の侵入を防ぐだけでなく、防音効果や、夏場の「虫の侵入」を防ぐ効果もあります。

3. 「床」からの底冷え対策には、銀マットを敷け

「足元が冷えて眠れない」のも古民家あるあるです。

畳の下はすぐ荒板(あらいた)、その下は地面……という構造も珍しくなく、床下から冷気が上がってきます。

高いカーペットを買う前に、キャンプ用の「銀マット(アルミロールマット)」を買いましょう。

  • やり方: 畳の上に銀マットを敷き、その上に好きなラグやカーペットを敷く。
  • 効果: アルミ面が熱を反射し、床下からの冷気をシャットアウトします。
  • 応用: 見た目を良くしたいなら、銀マットの上に「ウッドカーペット」や「クッションフロア」を敷くのもおすすめDIYです。

比較表:プロに頼む断熱 vs 自分でやる断熱

何百万円もかけなくても、これだけのことができます。

比較項目リフォーム業者に依頼(本格断熱)今回紹介したDIY断熱
費用100万〜300万円
(壁・床・天井の工事)
数千円〜1万円
(材料費のみ)
工期数週間〜1ヶ月半日〜1日
難易度プロの技術が必要誰でもできる
(貼るだけ・敷くだけ)
効果家全体が魔法瓶のように暖まる暖房効率が上がり、隙間風が消える
向いている人お金に余裕があり、永住を決めた人賃貸の人、とりあえず冬を越したい人

「これで本当に耐えられる?」寒さ対策のQ&A(FAQ)

暖房器具は何がおすすめですか?

「石油ストーブ」一択です。

エアコンは古い家では効きが悪く、電気代が跳ね上がります。灯油を入れる手間はありますが、やかんでお湯も沸かせるし、お餅も焼ける石油ストーブこそ、古民家の相棒です。

お風呂やトイレが寒いのはどうすれば?

「ヒートショック」に注意が必要です。

小さな電気ファンヒーターを置くのが一番手軽です。また、DIYで窓に「プラダン(プラスチック段ボール)」を貼るだけでも、冷気はかなり防げます。

そもそも、なんでそんなボロい家に住む必要があるの?

その不便さを上回る「自由」と「安さ」があるからです。

寒ければ、着込めばいい。工夫すればいい。

自分たちで家をハックしていく楽しさは、完璧に温度管理されたマンションでは味わえません。


「浮いた暖房費や家賃はどこへ消える?」

工夫して節約したお金は、誰かのローン返済(家賃)ではなく、自分の楽しみのために使いましょう。家賃0円生活がもたらす経済的メリットについてはこちら。

不動産業界が絶対に言わない、「家賃」の正体。なぜ、あなたの家賃はこんなに高いのか?


まとめ:寒さは「知恵」で克服できる

古民家の冬は確かに厳しいですが、現代には安くて優秀な断熱グッズがたくさんあります。

「寒いから無理」と諦める前に、ホームセンターに行ってみてください。

1万円札を1枚握りしめていけば、あなたの家は驚くほど暖かく、快適な城に変わります。

そして、その工夫のプロセスこそが、私たちが提案したい「住む力を取り戻す」ということなのです。


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